【幻のハンドメイドルアー その①】うらしま堂 レイジーボーンのディルダー

ルアー

こんにちは。

今回は、ほろ苦い思い出です。

1990年代前半の出来事なので、記憶が少し曖昧です。

そこはご了承ください。

埼玉県羽生市のうらしま堂渡辺釣具店は、知る人ぞ知る釣具屋さんです。

トップ系で有名ですが、特にトップにこだわるお店ではなく、ロッドビルディングのお店と言っていたような・・・・気がします。

私は30年前にバス釣りを始めましたが、自宅の隣町にうらしま堂さんがあったので、必然的に釣具の買い物はうらしま堂さんでした。

30年前は、現在のお店の所在地ではなく、羽生市内の住宅街にひっそりとありました。

お店の面積も、昭和の駄菓子屋さんくらいの広さでした。

で・・・

冬以外、Tシャツ、短パン、ビーサンで、スポーツ刈りの渡辺社長。

時々、店番しているお父さん、若い店員さん、たまに見掛ける関西弁のお兄さんがいました。

壁にはこれでもかっていうくらいにルアーがパンパン。

天井にもルアーが吊るしてありました。

天井だからか、フローティングワームが吊るしてあったんですが、シャレだったのかな?(笑)

コットンコーデルのCAPやミンコタのステッカーなど、アメリカのルアーフィッシング文化を感じさせるグッズも沢山おいてありました。

それが、昭和の駄菓子屋さんのようにゴチャゴチャと置いてあって、お宝を探し出すみたいで楽しかったです。

ミンコタが何なのかも知らないのに、カッコイイからという理由だけで、ミンコタのステッカーを買って車に貼っていました(笑)

店内はFEN(米軍基地向けラジオ)がながれていました。

昔のFENは、今よりも全然カッコよかったです。

クラッシックロックでは、Lynyrd Skynyrd The Doobie Brothers The Rolling Stones 

日曜日は、カントリーミュージックのカウントダウン。

めちゃカッコよかったです。

1990年代前半は、ズイールの全盛時代の始まりです。

うらしま堂さんはズイールは取り扱っていませんでしたが、何だか本格的で凄そうなウッドのハンドメイドルアーを取り扱っていました。

それが、レイジーボーンBudd&joey company です。

その頃の私といえば、ウエダのMLのロッドに友達から買ったABU5000番台で、ゲイリーのスーパーグラブとスライダーワーム、ティファのマイケルを投げていました。

ようは、タックルバランスメチャクチャの鼻垂れアングラーでした。

そんな私がパチンコに勝った勢いで、レイジーボーンデッドオアライブBudd&joeyを合計5個注文しました。(現在のお店に移転してから注文したのか記憶が曖昧)

価格の記憶も曖昧ですが、1個5000〜6000円で、当時の私は清水の舞台から飛び降りる思いで注文しました。(当時のバドジョイの箱を見てみたら、バウバブ32が4800円でした)

なにせ当時の私は、トップといえばティファのマイケルでしか釣ったことのない初心者アングラー。

クラッシックなウッドのハンドメイドルアーなんか全然釣れる気もしないのに、一気に3万円弱の注文です。

その時、注文取りの接客をしてくれたのが岩崎さんでした。

その②へ続く。

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